2009/12/26
ではでは早速、レビューを開始していきましょう。
まずは、この本です。この本は、
メインブログの方でも、有益な本として一度ご紹介していますが、重要なので再度ご紹介いたします。
この本は、あおり文句が過激だったり、著者のHPがナルシスト気味だったりと、非常に誤解されそうな本です。但し、適切に用いれば、資格試験の勉強には非常に有効です。特に弁理士試験のように、
大量の本をインプットしなければならない方には是非オススメします。始めに言っておきますが、どんな試験でも1分で合格するなんて不可能でしょう。それは著者のメッセージの誤認であって、この本のメインテーマは、次の内容であると私は思っています。以下、重要と思われる小見出し部分を引用します。
【以下引用】
・勉強の極意は「短い時間で何度も繰り返す」(p44)
・「手で書く勉強」こそが、いたずらに勉強時間を長引かせる諸悪の根源である(p100)
・「ちょっと知っていること」を「完璧」にするだけで、膨大な知識が手に入る(p106)
【引用おわり】
どうです?この部分だけ読んでみると。凄く真っ当なことを言っている本ですよね?つまり、
「既に一度学んだことであっても、何度も繰り返さないと定着しない。そのため、短い時間で何度も繰り返し、うろ覚えの内容を完全に理解することが重要だ。そのためには、手で書くと時間がかかってしまうため、良くない。高速で読むのが最も良い」というのが、著者の思想だと思います。1分間うんぬんはあおり文句でしょう。
この考え方は、試験勉強一般でとても役に立つので、是非身に付けていただきたいと思います。要は、
「書くな!何度も読め!」ってことですね。この本に書いてあるのは、殆どこれが全てなのですが、具体的な手法の詳細も説明されているので是非ご一読をオススメします。
※但し、法律系の試験で、「論述試験」がある場合には、別途書く練習はどうしても必要になります。その場合であっても、書く練習は書く練習として、予備校の答練会等を別途活用すべきであって、本書の有益性は失われないと思いますよ☆
それでは☆
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